受験生SFCの英語は時間が足りません。どの問題に何分かければいいですか?
慶應SFCの英語は、最初に大問ごとの目安を決め、途中で残り時間を確認しながら解きましょう。 2026年度の英語単独の試験時間は120分です。ただし、英語と数学を組み合わせる場合は、両方を合わせて120分です。
なぜなら、最初の問題に時間を使いすぎると、後半の問題や見直しに使える時間がなくなるからです。この記事では、2026年度の問題を使った配分例と、時間が足りないときの調整方法を紹介します。



まずは実際に過去問を解き、大問ごとに何分かかったかを記録しましょう。その記録をもとに、自分に合う配分を作っていきます。
この記事のポイント
- 2026年度の英語単独:120分を大問と見直しに分ける
- 英語・数学の組合せ:2科目を合わせて120分で計画する
- 時間不足:途中の確認時刻と、次の演習で直す点を決める
英語の試験時間と時間配分の目安


最初に、自分の選択する方式の試験時間を確認し、その時間を問題ごとに割り振りましょう。
①:2026年度の試験時間を確認する
2026年度のSFC一般選抜では、総合政策学部・環境情報学部ともに、外国語または数学などを選ぶ試験は10時から12時までの120分でした。小論文は13時20分から15時20分までの別の試験です。
外国語と数学を組み合わせる選択もあり、その場合は2科目を合わせて120分です。英語に120分、数学にも120分が与えられるわけではありません。
ここからの配分は2026年度の問題を練習するときの例です。2027年度は外国語の出題範囲が英語のみとなります(2027年度の大学公式科目表)。受験年度によって選択科目や問題形式は変わるため、出願する年度の要項を確認しましょう。慶應義塾大学2026年度一般選抜要項
②:英語単独なら大問と見直しに時間を分ける
2026年度の外国語の問題冊子では、英語は大問Ⅰ・Ⅱ・Ⅲに分かれていました。最初の練習では、後半と見直しの時間を確保する配分から試してみましょう。


| 解く部分 | 配分例 | 開始からの確認時刻 |
|---|---|---|
| 大問Ⅰ | 28分 | 28分後 |
| 大問Ⅱ | 28分 | 56分後 |
| 大問Ⅲ | 54分 | 110分後 |
| 見直し | 10分 | 120分後 |
合計は120分です。これは大学が指定した配分ではありません。正答率や読み終える速さに合わせて、自分の記録から調整してください。
例えば10時に始める練習なら、10時28分、10時56分、11時50分を確認の目安にします。腕時計の使い方は、本番の指示にも従いましょう。
大学が公開する2026年度の英語問題は、著作権の関係で本文の一部が非公開です。演習する場合は、市販の過去問題集などで、受験する学部・方式の問題が収録されているか確認しましょう。
③:英語・数学を選ぶなら2科目で計画する
英語と数学を組み合わせる場合は、先に2科目全体の配分を決めます。 なぜなら、一方に時間を使いすぎると、もう一方を解く時間が足りなくなるからです。
2026年度の練習例として、英語55分・数学55分・見直し10分なら合計120分です。英語の問題範囲も英語単独とは異なるため、同じ大問配分をそのまま使わず、自分が選ぶ組合せの問題で試しましょう。
どちらを先に解くか、見直しを各科目の直後にするか最後にまとめるかも、過去問演習で決めます。年度の科目・出題範囲は必ず大学の要項で確認してください。
英語を解く順番と時間の使い方


解く順番は一つに決めつけず、自分の正答率と時間の記録を見ながら選びます。
①:最初に問題全体を確認する
大問の数と解答方法を最初に確認しましょう。 年度や選択方式によって問題の構成が違うためです。
例えば、2026年度の英語単独を練習する場合はⅠ・Ⅱ・Ⅲを確認し、各大問を始める時刻の目安を持ちます。問題を眺める時間も120分に含めてください。
②:最初の問題に時間を使いすぎない
解けない設問が続いても、一問に長く留まりすぎないことが大切です。なぜなら、後半に解ける問題が残っている可能性があるからです。
例えば、Ⅰに28分を割り当てた練習で迷う設問があれば、印を付けて先に進みます。解答方法やマーク欄を間違えないよう注意し、最後に戻れる時間が残るか確認しましょう。
③:後半の問題に十分な時間を残す
長文や設問の多い大問に必要な時間を、先に確保しておきましょう。前半の遅れを放置すると、後半を読めないまま終了するためです。
2026年度の練習例では、開始56分後に大問Ⅲへ進むことを一つの目安にします。実際の難しさや得意不得意は異なるので、練習記録に合わせて調整してください。
④:見直しでは解答欄と迷った設問を確認する
見直し時間には、解答欄のずれや記入漏れを優先して確認しましょう。答えが分かっていても、記入を間違えると得点につながらないからです。
残り時間があれば、印を付けた設問へ戻ります。最初からすべてを読み直すより、確認する箇所を決めておくと行動しやすくなります。
時間が足りないときの立て直し方


予定から遅れたときは、残り時間と残りの問題を見て、これから使える時間を決め直します。
①:残り時間を確認して配分を組み直す
例えばⅠに56分かかった場合、120分のうち残りは64分です。Ⅱに25分、Ⅲに34分、見直しに5分というように、残り時間の合計を合わせて決め直します。
これは立て直しの練習例で、必ず解き終わるという意味ではありません。残りの設問量を見て、どこから取り組むかを決めましょう。
②:迷う問題に戻る目印を付ける
選択肢で迷った問題は、解答方法に従って処理し、後で戻れるよう印を付けます。確認時刻が来たら、残りの問題へ進む判断をしましょう。
空欄を残すかどうかは、その年度の問題の指示や採点方式を確認したうえで決めてください。
③:時間切れの原因を演習後に調べる
時間が足りなかったときは、単に「もっと速く読む」と決める前に、どこで時間を使ったかを調べましょう。
例えば、本文を何度も読み返した、選択肢で迷い続けた、マークに時間がかかった、という違いで次の練習は変わります。大問ごとの所要時間と、止まった理由を一緒に記録してください。
時間配分を自分に合わせる練習3つ


決めた配分は、時間を計って解き、結果を見て少しずつ直します。
①:本番と同じ時間で過去問を解く
選択方式に合う問題を、制限時間を計って解きます。 自宅で時間を区切らずに解いた結果だけでは、本番の配分を判断しにくいためです。
2026年度の英語単独なら120分、英語・数学の組合せなら両科目で120分を計ります。問題の取得方法は過去問の入手・活用ガイドで確認できます。
②:大問ごとの時間と正答状況を記録する
演習後は、時間と正答・誤答、未着手を記録します。速く終わっても、間違いが多ければ配分を見直す必要があるからです。
例えばⅠ34分、Ⅱ32分、Ⅲ48分、見直し6分なら合計120分です。Ⅲに未着手の設問が残った場合は、前半で何に時間を使ったかを確認します。
③:次の演習で配分を試し直す
原因を一つ選び、次の演習で改善策を試しましょう。例えば前半で迷い続けたことが原因なら、迷った設問に印を付けて進む練習をします。
次回の仮配分をⅠ30分・Ⅱ28分・Ⅲ52分・見直し10分に変更すると、合計120分です。この数字だけで成績が上がるわけではありません。実際に解き、正答状況と合わせて調整します。
英語の問題の特徴や学習法は、慶應SFC英語の対策記事も参考にしてください。
英語と並行して進める小論文対策


SFCでは英語だけでなく、小論文も受験します。英語の時間配分を練習しながら、小論文の準備も続けましょう。
①:小論文の書き方を講義で学ぶ
小論文で資料の読み取りや答案の組み立てに迷う場合は、まず必要な知識と書き方を学びます。そのうえで実際に答案を書き、設問の条件と資料の根拠が対応しているかを確認しましょう。
湘南藤沢小論文アカデミーのSFC特化コースでは、全65本の講義で小論文に必要な知識や書き方を学べます。講義の内容や提供条件はコース案内をご確認ください。
②:塾長の添削で答案を見直す
自分では読み違いや説明不足に気付きにくいときは、塾長・後川慶一による直接添削を活用できます。例えば、設問が求める内容に答えているか、資料を根拠として説明できているかを確かめます。
添削はプランにより月2回・3回・4回です。質問・相談は全プランで利用でき、スタンダードとプレミアムには約50分の1on1がそれぞれ月1回・月3回あります。詳しい条件は添削サービスの案内で確認できます。
添削で指摘された部分を補って、自分の答案を確認し直します。その上で、新たに得た視点を次の答案に活かしていきます。
英語の対策と並行して小論文の書き方や答案に不安がある人は、当塾のSFC特化コースへご相談ください。
慶應SFC英語の時間配分についてよくある質問


時間や方式について、よくある疑問をまとめました。
【まとめ】慶應SFC英語は時間を記録して配分を調整しよう


まずは、自分の受験方式に合う時間を確かめ、演習の記録をもとに配分を作りましょう。
配分を決めるときのチェック
- 選択方式:英語単独か、英語・数学の組合せかを確認する
- 配分の目安:大問と見直しに使う時間を、合計時間内で決める
- 演習後:所要時間と正答状況を記録し、次の配分を見直す
- 受験年度:科目・問題形式・試験時間を最新の要項で確認する
まずは自分の選択方式の過去問を時間を計って解き、どの問題で止まったかを記録してみましょう。
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